胸部外科の仕事

肺の病気では、肺癌、肺の良性腫瘍、気胸、肺気腫に対する肺容量減少手術などがあります。縦隔の病気では、胸腺腫、神経鞘腫、気管支嚢胞などの縦隔腫瘍があります。胸壁の手術では、胸壁に出来た腫瘍の切除や肋骨を切除する手術を行います。胸腔内の手術の多くは胸腔鏡を併用し、小さな創で手術を行います。

手術は外科の花形

肺癌診療に関しては、検診および日常診療における胸部レントゲン写真は呼吸器科医師がまとめて読影し、肺癌の早期発見に務めます。肺癌の診断のために、気管支鏡検査をチームとして年間約200件程度です。また、術後のリハビリや抗癌剤・放射線治療を理学療法科・呼吸器内科・放射線科(他院)と連携しチーム医療を行います。

高齢者の方や心肺機能に問題のある方のために、胸腔鏡手術を出来るだけ効率的に取り入れ、低侵襲な手術を心がける病院が増えています。また、手術症例のうち約7割に胸腔鏡手術を施行しています。

日常診療の質を向上させるため、毎年、呼吸器外科学会・肺癌学会・気胸学会などで発表を行い、国内の雑誌に論文の投稿を行う医師が多いです。また、胸部外科学会・呼吸器外科学会の認定関連施設として呼吸器外科医の修練・指導を行います。