小児が急変した場合の看護師の対応

小児が急変したときは、小児のそばを離れず緊急コールを使用するなどして応援の看護師を呼べるような体制をつくっておくことが大切です。また、急変時に必要な救急カーと、モニター類、除細動器などはまとめて保管し、常時使用できるようにしておきます。

小児は気道閉塞が起こりやすい

特に、救急カートの物品は定数を決め、診療材料および薬剤の使用期限や咽頭鏡の電池が切れていないか、十分な明るさが得られるかなど定期的に確認しておくことが必要です。小児に薬剤を投与する際は、体重によって薬液量が異なるため、指示量や単位を十分確認するようにします。

心臓蘇生を必要とする場合、いつ、どこで、どのように起こったのかの詳細を記録に残します。また、小児状態と行った処置・時間・使用した薬剤と量を正確に記録します。蘇生後は、小児の全身色、意識レベル、呼吸、脈拍、血圧、体温などの状態を継続的に観察します。

ちなみに医療施設外で救助者が1人しかいない場合、成人ではまず救急車を呼んで究明処置を行うことが推奨されていますが、8歳未満の小児では呼吸停止が先行し続いて心停止することが多いことや、成人に比べて蘇生率が高いことから、まず1分間心肺蘇生をおこなってから救急車を呼ぶことが推奨されています。

子供の急変では、家族の不安は計り知れません。特に、親は気持ちが動転して怒りを医師や看護師にぶつけたり、子供を守れなかったことに対する自責の念に駆られることがあります。科越しは、今子供にどのような治療や検査が行われているかなど、できる限り情報を提供するとともに家族が一人にならないようには威力します。処置が落ち着き次第、子供との面会や主治医の説明が受けられるように調整も行います。